INTERVIEW
お客様インタビュー
株式会社神戸製鋼所 加古川製鉄所
制御部 制御技術室
小渡 晃平 様
稼働停止のリスクを負うことなく、
迅速な対応を実現できる技術力
INTERVIEW
株式会社神戸製鋼所 加古川製鉄所
制御部 制御技術室
小渡 晃平 様
稼働停止のリスクを負うことなく、
迅速な対応を実現できる技術力
製鉄所全体の電気・計装機器の新設・更新を行っています。所属している制御技術室は部署全体で40名、5~6名のチーム体制で3工場を担当しています。メンバーの中にはこだわりが強い方、ユニークな方など、個性的な方が多いですね。私は薄板(鋼板をコイル状に巻き取ったもの)工場の電気更新を担当しています。
大きい工場の規模・設備をコントロールしていることでしょうか、稼働に直結するため責任感を感じます。また、1つの機器に対して多様な電気品があるので、想定外のトラブルが発生した際にチーム内は勿論のこと、時には他部署と連携を取りながら無事解決に至ることができることにやりがいを感じます。
繰り返し故障している設備に対して、故障パターンを整理して対策を検討することで、故障を完全になくすことができないまでも、ダウンタイムを短くし、工場の生産に貢献した。古い工場で故障はつきものだが、その中で少しでもダウンタイムを減らしていくことが重要だということを再認識したこともあり、特に印象に残っています。
工場の安定稼働が何より第一です。その上で、安価且つ高品質の設備へと更新することで製品の安定生産を図っていきたいと考えており、そのためにも操業現場の意見を出来る限り吸い上げて提案に落とし込む必要があると感じています。
古い設備がたくさんありますので基板(カード)が破損してしまうことが多々あります。そんな中で稼働停止のリスクを負うことなく迅速な対応を実現できる技術力を魅力に感じています。
鉄鋼協会の会合の場でとある会社様から紹介を受け、保全について最近の取組みなどを話しているうちにラヴォックスの名前がでてきたため、一度お話を聞かせていただくという流れとなりました。
他社の事例になりますが、基板を修理してもらったものの故障原因が分からない、もしくは修理基板が起動しない、ということがありました。ラヴォックスだと基板全体の図面を基にしてくださるため、どこに故障の要因があったのかが明確で、修理後のトラブルもないため安心して依頼できます。
基板を修復だけでなく特性まで見てくださる点です。修理報告書の内容にも詳細が記載されており不安がないですね。X線による検査によりログの亀裂が入っていた箇所を発見いただいたことで、付け替えが必要な箇所のみの最小限の交換で済みました。
対応力の早さが最も印象的です。ご紹介頂いた際に耳にしていたものの実際に依頼してから納品までのスピードと精度には驚きました。
一緒に図面を確認しながら、「ここの部品が怪しいですね。~していきましょう」と懇切丁寧な提案をいただいたことに加えて、その提案に基づいた修理を再現して復旧に繋げた一貫したプロフェッショナルの対応が最も印象に残っています。
テストベンチサービスに着目しています。また、遊休機を改造し検査の精度を高めるなど、ドライブ装置を伝発の段階に至れるよう、開発部隊の方々の力をお借りしたいと思います。
開発中の故障予知診断ツールについて興味があります。いつ故障が生じるかを事前に予見できれば工場の生産スケジュールの予期せぬ遅延も回避することができますし、突発的な故障の頻度を減少できることは予防保全の観点から非常に有益だと考えています。